妻がイオンで転んだ

6/23(金)。お昼は妻と二人でイオンで食事。食事後、妻は眉毛カットのために美容院へ。僕は午後の仕事があるので妻を残して一人で帰宅した。一時間ほどすると携帯の電話がなった。妻からだ。

「無印のあたりでコケた。お腹打った。迎えにきてー」

内容を聞いてビクッリしたし焦った。だが、こういうときこそ努めて冷静に。妻の声を聞く限り、とんでもない状況な最悪の事態ではないと判断した。声は弱々しかったが、はっきりしていたからだ。車で迎えにいって、そのまますぐにその足で病院にと思ったが、すでにイオンの駐車場にいるようだったので、車で行って途中で拾うのは難しいと判断し、すぐに家を飛び出て走った。2-3分走っただろうか。その間、あらゆるケースを想定した。人って自分の想像外のことが起きると、あたふたして何もできなくなる。考えたくなくても、最悪のケースも想定する。天災や事故、何が起きても冷静に行動できるようにするため、予めに想定する。

妻とはイオンの駐車場で合流した。手からは少し血が出ていた。膝を擦りむいていた。あとでわかったが持っていた買い物のビニール袋も擦り切れてやぶけていた。携帯のカバーガラスの角が割れていた。話を聞くと、転んでしまい、手をついたがお腹も打ってしまったらしい。それ以外に目立った外傷がないので、どれぐらいの衝撃だったかはわからないものの、妻の表情からするに大事には至っていない模様。一度帰宅し、直ぐに病院に電話。すぐに家を出て車を走らせた。

検査の結果は問題なしだった。ホッとすると同時に、今後このようなことが起こらないように、あと数日は僕が目を離さずつきっきりでいることにした。万が一があったときに、目を離していたことを後悔することないように。万が一が起きないように。

書いていて思ったのは、このあたりの思考回路はなんとなく仕事と似ている。トラブルが起きたとき、まずは目の前の対処をする。そのあと根本的な原因を調べる。二度と同じことを起こさないように恒久的対応を考える。「より注意深く」では次も起こる。ミスが起きても大丈夫なように、またミスが起きにくい状況にするように、構造や仕組みを見直して改善する。

大げさだが妻は身を挺してお腹の子供を守ったんだと思う。ただコケただけといえばそのとおり。だが、僕は妻の母性、何がなんでも子供を守るという母性を感じた。本人はそこまでの意識はないようだが、間違いなく母性だと思う。産まれてくる子供を守ったんだ。これからもこんなトラブルはいくつも起こるだろう。その度に肝を冷やすんだろうが、それが子育てということなんだろうな。。。

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